京都 鞍馬・貴船を歩く


朝、早く発って、京都の北、鞍馬・貴船を歩いてきました。
まず、鞍馬寺の麓に車を置いて、
鞍馬寺の大きな山門をくぐり、鞍馬の火祭りが行われる、
由岐神社に参り、義経ゆかりの史跡を巡りながら、
汗してして登ること30分、鞍馬寺金堂に到着。



この鞍馬寺は、平安京の真北に位置し、
北向きの毘沙門天が、京を睨み、
怨霊から京都を守っていると言われています。
金堂の横を通り抜け、奥の院へ。
登っていくと、登山道に一杯根が荒々しく張った木の根道

薄日が差し、今にも、義経と天狗が飛び出してきそうな雰囲気。

義経堂、僧正ガ谷不動堂に参り、ようやく奥の院魔王殿。
奥より山伏姿の僧の唱える読経の声。
真に、京都魔界に踏み入れた妖しげな気持ち。


山を下りて、貴船神社に。
赤い春日燈籠が並ぶ参道を登って新しくなった本堂に参拝。

貴船神社は、水の神様。 水におみくじを浮かべて占い。 中吉なり。


夏には川床での川魚料理でにぎあう川を上って、雪が残る貴船神社奥の宮へ。

玉依姫が乗ってきたといわれる黄船の舟形石を拝み、
川辺の茶屋で暖かいぜんざいで体を温め、川を下って鞍馬に戻ってきました。


帰りに、比叡山に登り、東塔を散策し、
根本中堂に参り、厳かな気持ちを味わい、帰って来ました。